阪神 マルテ 柵越え20本!19日対外試合デビュー

[ 2019年2月16日 05:30 ]

ナバーロ(左)と笑顔をみせながら敷地内を移動するマルテ(撮影・坂田 高浩)
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 阪神の新助っ人、ジェフリー・マルテ内野手(27=エンゼルス)が19日の韓国・KIAとの練習試合(かりゆし宜野座)で対外試合デビューすることが分かった。矢野燿大監督(50)が明かした。宜野座キャンプ第4クール2日目の15日は打撃練習で来日最多の柵越え20本を披露するなど順調な仕上がりを見せた。

 11日の紅白戦で実戦初打席初アーチを含む2安打で鮮烈デビューを飾ったマルテにとっての初の対外試合が決まった。19日の韓国・KIA戦。矢野監督が方針を明らかにした。

 「次(17日の日本ハム戦)、多分出ないと思うけどな。その次のKIA。出ると思う。出る予定かな。100%じゃない」

 アクシデントなどがなく調整が順調に進めば、また一つベールを脱ぐことになる。既に紅白戦で投手の生きた球を経験済みとはいえ、味方と敵では違う。事前情報がほとんどない中での対応力など新たな魅力が明らかになる可能性があり、虎党にとって目が離せない一戦となりそうだ。

 むろんマルテが合わせる照準はあくまで「3・29」の開幕戦だ。初めての対外試合も通過点の一つにすぎない。「いい状態で迎えたいけど、19日が本番じゃないからね。もちろん、意味がある試合だけど、自分の状態を保てるように努力することが大事さ」。言葉にした意気込みもいたって冷静だった。

 だが…。一気にペースアップしたフリー打撃を目にした者は誰一人として冷静ではいられない。58スイングし、キャンプ最多の柵越え20発。目を見張るのは、その内容だ。右翼方向に8発、中堅に2発。うち1発は7連発を締めくくるバックスクリーン直撃弾だ。打者有利の、いわゆる「ホームラン風」が吹いていたとはいえ、同組だった糸井、福留らを圧倒する豪快さ。本数を数える報道陣は口を開け、観客席からは拍手が止まらなかった。

 「ルーティンの中で、やりたいことが少しずつ形になってきている。体の状態も良いので、それもあって(打撃の)状態が良い」

 キャンプ序盤とはまるで別人でも、マルテの中では計算通りなのだろう。キャンプ開始から日に日に力強さが増していき、先日の初実戦では衝撃弾を放ち、圧倒的なパワーも披露し始めた。まだ見せていない本当の実力が、19日に明らかになるかもしれない。(巻木 周平)

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