巨人・沢村、初シートで打者18人から圧巻9K!カウント2―2から「決め球勝負」

[ 2019年2月16日 08:30 ]

巨人・春季キャンプ ( 2019年2月15日 )

シート打撃で好投した沢村(撮影・森沢裕)
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 マスクをかぶった背番号10から「ナイスボール!」と声が飛ぶ。巨人・沢村が15日、シート打撃で今春初の実戦登板。15年以来の捕手復帰となった阿部と4年ぶりに「中大出身バッテリー」を組み、快投した。走者二、三塁、カウント2―2から始まる「決め球勝負」の設定で、打者18人と対戦して2安打に抑え、9三振を奪った。

 「まだ今日一回しか投げていないので何とも…」と控えめながらも「感覚は悪くない」。フォークを空振りさせ、スライダーでタイミングを外す。外角直球には手を出させずカットボールで小林のバットを折った。「持っている球、全てが勝負球」と言い切った。

 昨季は中継ぎで6敗し、防御率4・64と安定感を欠いた。原監督は先発復帰案を描き、投手コーチ陣が打診。だが、沢村は「チームが勝つ試合の中でマウンドにいたい」とリリーフ残留を望んだ。

 打球が飛ばずアウトを稼げる三振は、ピンチを断つ最も有効な手段。救援投手にこそ求められる高い三振奪取能力を、特種設定のシート打撃で示した。多様な球種をためらわず求める阿部の強気なリードに引き出された力。かつて日本シリーズのマウンド上で「バカッ」と頭を叩かれたこともある厳しく、頼もしい先輩とのコンビ復活に「存在自体がでかい。いろいろなことを聞いて肥やしにしていきたい」と話した。

 ハワイ自主トレで投げ込み、走り込みを例年より増やして鍛えてきた右腕を、原監督は「非常に良く映りましたね。制球力も球種も」と評価。「大事なところを任せられたら最高」と言葉を続けた。勝利の方程式に入るまで、結果を残し続けるだけだ。(岡村 幸治)

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