巨人・岡本“ミスター超え”30号!史上最年少3割30本100打点射程

[ 2018年9月9日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人7―2阪神 ( 2018年9月8日    甲子園 )

5回2死二塁、右中間に2点本塁打を放つ岡本(撮影・成瀬 徹)
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 巨人・岡本和真内野手(22)が8日の阪神戦の5回にバックスクリーン右に30号2ランを放った。22歳以下シーズンの30本塁打は、29本の長嶋茂雄を抜き、巨人では王貞治、松井秀喜、坂本勇人に次ぐ4人目。自身初の4戦連発で勝利に導き、4位・阪神とのゲーム差を2に広げた。打率・316で、打点は93に伸ばし、プロ野球史上最年少での「3割30本100打点」を射程に捉えた。

 新人だった15年の2軍春季キャンプ。岡本は、初対面した長嶋氏から言葉を贈られた。「センターからライト方向に打つのはいいこと」。直立不動で助言されてから3年後、自身初の4試合連続アー チで実践した。

 「来た球をしっかり打とうと思った。芯で捉えることができた。いい風も吹いていた」。0―1の5回に 坂本勇の2ランで逆転し、なお2死二塁。小野の外角直球を捉え、逆方向のバックスクリーン右に運んだ。大台の30号2ラン。ゲレーロの一発と合わせ、甲子園での5年ぶりとなる1イニング3発を演出した。

 長嶋氏について「身長が大きくてオーラを感じた」と岡本。翌年は打撃練習中に、長嶋氏に右手を左手でつかまれた。約1分間の指導で、テークバックを浅く修正された。今季からやや前に倒していたバットを立て、真上から振り下ろす。無駄なく、最短距離で打つことができるようになった。長嶋氏が理想とする打撃フォームに近づいている。

 22歳以下のシーズンでの30発は球団史上4人目。29本で並んでいた長嶋氏を抜いたが、存在はあまりに大きく「そういうことは気にしていません。(30本は)自分としてはうれしいこと」と謙遜した。

 甲子園の申し子は智弁学園時代から「逆方向への打撃は自分の持ち味」と言い、学校から自宅に帰ると8畳間で100スイングするのが日課だった。高校2年時、平塚学園との練習試合でグラウンドの右中間後方に位置する校舎3階部分に打球を直撃させたこともある。14年のセンバツ1回戦で、1試合2本塁打の衝撃デビュー。今季は同球場10試合で打率・395、計8打点をマークしている。

 CS出場を争う4位・阪神に打ち勝ち、ゲーム差を2に広げた。「まだ残り試合があるのでチャンスで1本打ちたい」。今季は全30本塁打のうち、11本が中堅から右方向。数字が凄さを証明している。 (神田 佑)

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