阪神・小野、屈辱の1イニング3被弾 自己ワーストタイ6失点

[ 2018年9月9日 05:42 ]

セ・リーグ   阪神2―7巨人 ( 2018年9月8日    甲子園 )

5回2死一塁、ゲレーロ(右)に右越えに2点本塁打を打たれた小野(撮影・奥 調)
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 互角に見えた序盤の投手戦は5回に一気に崩壊した。1回だけで3被弾。阪神・小野にとっては初めて味わう屈辱だった。それも全て「2ラン」が付き、自己ワーストに並ぶ6失点に沈んだ。

 「1巡目からしっかり抑えることだけを考えていたので、3巡目というより勝負どころの投球。あの回を抑えていたら勝てていたかもしれないので…」

 1死から投手の菅野に許した右前打が暗転の入り口だった。続く坂本勇には1ボールからの外角直球を右翼ポール際に打ち込まれ、逆転を許した。重信に与えた四球で再び走者を背負い、2死後は岡本に同じ1ボールからの外角球を中堅右まで運ばれた。さらに亀井の内野安打を挟み、ゲレーロにはフルカウントから外角直球を右翼席へ。同じような光景が3度も続いた。

 雨上がりの甲子園球場の風は通常とは逆。右翼から左翼へ吹く浜風に“守られる”状況ではなかったとはいえ、図ったように右打者に中堅から逆方向への本塁打を浴びた。それも全て直球を。金本監督の指摘が配球へ向くのは当然だ。

 「全部、外側の真っすぐやね。突然ね。やっぱりコントロールが、あれでね。狙われているわね。外の真っすぐ一本。コントロールが悪いピッチャーだからインサイドに投げにくいとかじゃなしに。それでも攻める姿勢を見せてほしい」

 菅野とは6回4失点で敗れた8月25日の東京ドームに続く2度目の投げ合い。完封された前回同様、再び完敗だった。立ち上がりは快調に映っただけに何とも歯がゆい。8月18日のヤクルト戦を最後に3試合続けて白星がなく、先の広島で猛虎が得た勢いも止めた。3位・巨人の背中が再び2差へ遠のいた。 (山本 浩之)

 ○…小野(神)が自己ワーストに並ぶ6失点。5回は自身初の1イニング3被弾で、チームでは今季5月11日広島戦の初回に能見が菊池(1)、バティスタ(1)、石原(2)と浴びて以来。3本すべてソロ以外は、17年6月23日広島戦の5回、柳瀬が丸(2)、エルドレッド(2)、菊池(4)と喫して以来になる。(丸数字は打点)

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