奈良大付が春夏通じて初勝利 1番・宮川2ラン エース木村1失点完投

[ 2018年8月10日 18:07 ]

<羽黒・奈良大付>5回無死一塁、宮川は右越え2ランを放ちガッツポーズ(撮影・井垣 忠夫)
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 第100回全国高校野球選手権記念大会第6日は10日、甲子園球場で1回戦3試合が行われ、第3試合では15年ぶり2回目出場の羽黒(山形)と初出場の奈良大付(奈良)が対戦。奈良大付が1番・宮川寛志(3年)の2ランなどで4―1と勝利を収め、春夏通じて初勝利を挙げた。

 奈良大付は初回、宮川が右中間へ二塁打を放ち、続く植垣の三塁への内野安打が悪送球を誘って1点を先制。5回には無死一塁から宮川が右越え2ランを放って3点のリードを奪った。2点差で迎えた8回には植垣、東郷の連打などで無死二、三塁とし、上野の中犠飛で再び3点をリード。投げては先発したエースの木村が9回で132球を投げ、8安打1失点で完投勝利を挙げた。

 羽黒は3点を追う5回、1死から遊撃への内野安打で出塁した投手の篠田が二塁盗塁に成功し、2死後に鈴木の中前適時打で生還して1点を返したが、そこまで。先発した篠田(2年)は9回途中まで146球を力投したが報われなかった。

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