阪神ナバーロ、殊勲の同点弾 初回の拙守「取り返したかった」

[ 2018年8月10日 05:20 ]

セ・リーグ   阪神3―2巨人 ( 2018年8月9日    東京D )

7回無死、ナバーロが右越えに同点ソロを放つ(撮影・岩崎 哲也)
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 劣勢を押し返したのはナバーロだ。9日の巨人戦で1―2の7回先頭。2ボールからの真ん中低めを右翼席へ打ち込んだ。2回の第1打席では空振り三振した山口俊の速球を3打席目で見事に捉えた。7月22日のDeNA戦以来、38打席ぶりの来日2号。11年ブラゼル以来の、阪神の左打ちの外国人の本塁打になった。6回の好機をロサリオの併殺打でつぶして沈みかけた空気を殊勲の同点弾で盛り返した。

 「最近は貢献できず迷惑をかけていた。今日は多少はチームに勢いをつけることができたと思う。振り返ると、いい打席になった」

 前日8日は休養した福留に代わって任された3番の打順で4打数無安打。攻撃を途切れさせた。2試合連続の先発ながら前夜の左翼と違って不慣れな中堅での出場。初回にはマルティネスの二塁打した後の返球が乱れ、2失点にもつながった。

 「あれは完全にエラーだった。取り返したい気持ちがあった。打席では力まないようにと考えていたけど、取り返したかった」。同点弾で秋山の黒星も消し、「いい投球をしていたから何とか打撃で貢献したいと思っていた」とうなずいた。

 先のヤクルト2連戦でいずれも先発を外れるなど実戦感覚を維持する上では難しい立場。「スコアラーやコーチが助けてくれる。先発であっても代打であっても準備をすることが大事」と献身的な姿勢が頼もしい。

 勝利をかみしめる帰り道、楽天・アマダーがドーピング違反で6カ月の出場停止処分を受けたとの知らせに表情を曇らせた。米国出身ながらルーツはメキシコ。1歳下のアマダーとは同じメキシコ代表として17年WBCに出場するなど親交が深く、「仲がいい。詳しいことは分からないけど、とても悲しいよ」と声が沈んだ。球友の予期せぬ事態に胸を痛めても、いまは猛虎の一員として懸命に前を向いた。

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