日大三 先発全員の15安打で7年ぶり夏初戦突破 初出場の折尾愛真は16失点喫す

[ 2018年8月10日 15:33 ]

<日大三・折尾愛真>喜びを隠すように応援団にあいさつに向かう日大三高ナイン(撮影・井垣 忠夫)
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 第100回全国高校野球選手権大会の第6日は10日、1回戦の3試合が行われ、第2試合は5年ぶり17回目出場の日大三(西東京)が、初出場の折尾愛真(北福岡)に先発全員の15安打で16―3と圧勝し、2回戦進出を決めた。日大三の夏の大会での初戦突破は7年ぶりで、全国制覇を成し遂げた2011年以来。16点は、日大三の甲子園での試合で最多となった。

 初回に先制を許した日大三はその裏に一挙7得点を奪い逆転。5番・佐藤の2点適時打など、打者13人を送り込む猛攻を見せた。2回以降も打線の勢いが止まらず、先発全員安打を記録。7回には4番・大塚にソロ本塁打が飛び出した。エースの中村は3安打1失点の内容で4回を投げたところで降板。

 折尾愛真は先発の小野が初回を投げ切ることができずに6失点。2番打者から4連続四死球など、苦しいマウンドとなり、1/3回で降板した。打線は初回に4番・上地の犠飛で幸先良く先制するも、2回以降はゼロ行進。8回に2番・斉藤が2ランを放ち、ようやく反撃を見せたが、大量失点が重くのしかかった。

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