“ドラフトの目玉”早大・有原 あとは待つだけ 練習→授業

[ 2014年10月23日 05:30 ]

明るい表情でノックを受ける早大・有原(手前)

 今ドラフト最大の目玉選手である早大・有原は現在東京六大学秋季リーグ戦の真っ最中で、この日は11月1日からの早慶戦に向けて西東京市・東伏見グラウンドで午前8時から練習。午後からは大学の授業に出席した。

 報道各社の質問に書面でコメントを寄せ「落ち着いており、感謝の思いがある」と心境を語った。

 今季は右肘違和感の影響で、秋季リーグ戦開幕戦の登板を回避。18日の立大戦では今季初先発で6回4失点も最速150キロを計測。視察した日米13球団のスカウトからもあらためて絶賛の声が上がった。広陵の先輩、中田(現広島)がプロ入りした08年。高1だった有原は「身近な方がプロへ進み自分もいつかは行きたいと思った」とプロへの憧れを強くした。いよいよその夢がかなう時が来た。

 ◆有原 航平(ありはら・こうへい)1992年(平4)8月11日、広島県生まれの22歳。小2から野球を始める。三和中野球部(軟式)を経て、広陵に進学した。3年は春夏甲子園出場。早大では昨秋から先発に定着した。通算60試合18勝12敗、防御率2.73。最速156キロ。1メートル87、90キロ。右投げ右打ち。

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2014年10月23日のニュース