ロイヤルズ、逆転勝ちで1勝1敗に 青木は攻守に精彩欠き5回で交代

[ 2014年10月23日 12:33 ]

<ワールドシリーズ第2戦 ロイヤルズ・ジャイアンツ>勝利し、ナインを迎えるロイヤルズ・青木(23)

ワールドシリーズ第2戦 ロイヤルズ7―2ジャイアンツ

(10月22日 カンザスシティー)
 米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は22日(日本時間23日)、ロイヤルズの本拠地カンザスシティーで第2戦を行い、初戦を落としたロイヤルズが7―2でジャイアンツに逆転勝ちを収め、通算成績を1勝1敗のタイとした。ロイヤルズはワールドシリーズ29年ぶりの勝利。

 2―2で迎えた6回、ロイヤルズは安打と四球で築いた無死一、二塁からバトラーの左前適時打で勝ち越すと、さらにペレスの左中間への2点適時二塁打とインファンテの左越え1号2ランでたたみかけ、この回一挙に5得点。初回にブランコの先頭打者本塁打でジャイアンツに先制された試合をひっくり返した。

 ロイヤルズの青木宣親外野手(32)は第1戦に続いて「2番・右翼」で先発したが、3打数無安打だった。初回の無死一塁で迎えた第1打席は中堅フライ、2回の2死二塁で迎えた第2打席は左翼ライナーに終わり、5回の無死走者なしで入った第3打席も中堅フライ。初戦に続いて守備でも精彩を欠き、この回限りで無念の交代となった。青木のワールドシリーズ通算成績は、これで7打数無安打となった。

 1勝1敗のタイとなったワールドシリーズは、移動日を挟み、24日(日本時間25日午前9時7分開始)にジャイアンツの本拠地サンフランシスコに場所を移して第3戦が行われる。

 ▼青木の話 ビリー(バトラー)が打って入った3点目が大きかった。これで落ち着いてプレーできる。自分も活躍したい。

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