亡き恩師との「約束」必ず…済美・安楽「1位指名は夢」

[ 2014年10月23日 05:30 ]

済美の安楽

 済美の安楽は松山市内の同校で「夢のプロ野球選手に向かってワクワクしている。1位指名は小さい頃からの夢」と高ぶる思いを口にした。

 9月2日に胆管がんで亡くなった上甲正典監督(享年67)とは高校入学後に全国制覇、160キロ、ドラフト1位を約束した。全国制覇と160キロは高校で達成できなかったが、恩師に誓った1位指名を願った上で、12球団どこでも入団する意思をあらためて示した。現在は週3回、ジムに通っているほか、遠投や走り込みに取り組んでいる。昨秋に痛めた右肘も「問題ない。痛みや張りもない」と言った。

 ◆安楽 智大(あんらく・ともひろ) 1996年(平8)11月4日、愛媛県松山市生まれの17歳。小2から野球を始める。道後中では「松山クラブボーイズ」に所属。済美では1年からベンチ入りし、昨春センバツ準優勝。昨年選出された高校日本代表で18Uワールドカップ(台湾)では3試合18イニング無失点で準優勝に貢献。今夏愛媛大会は3回戦敗退。1メートル87、85キロ。右投げ左打ち。

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