巨人センター試験 橋本がサクラ咲く?原監督助言生かし直球2安打

[ 2014年3月22日 05:30 ]

<巨・D>2回無死一塁、中越え適時二塁打を放つ橋本

オープン戦 巨人7―3DeNA

(3月21日 東京D)
 巨人の橋本は1メートル72の体を低く沈ませた。19日の東京ドームでの練習。原監督から受けた「低く構えたらどうだ」のアドバイスを実践すると、2安打を放った。「8番・中堅」での先発出場で結果を出し、プロ6年目で初の開幕スタメンの座を大きく引き寄せた。

 「僕は直球に立ち後れるケースが多い。いつも突っ立っていた構えを低くして、バットを寝かせて、いつでも動きだせるようにした。その成果が出てよかった」

 2回、3点を先制し、なお無死一塁の場面。DeNAの開幕投手に決まっている右腕・三嶋の143キロ直球を中堅フェンス直撃の適時二塁打。4回無死一塁でも直球を右前へ運んだ。いずれもヒットエンドランのサインの中で、速球を強く叩いた。さらに6回だ。最終的に見逃し三振に倒れたが、8球目に左翼ポール際へ大ファウル。本人は「少し体が開くのが早かったかと思う」と謙虚だったが、力が伝わっていたから、逆方向へ大きな当たりが飛んだのだ。

 原監督は「しっかりと練習で取り組んでいることをゲームで出せた。これを自信にしてほしい」と評した。キャンプ、オープン戦を通じて1軍に同行し、打率も・313。遠投120メートルの強肩と50メートル6秒0の俊足に加え、課題の打撃でも成長を示してきた。そして心。2番・中堅で先発した12日のロッテ戦(QVCマリン)で2打席連続三振に倒れ、内野が本職の藤村と交代させられたが、下を向くことなく「チャンスは来る」と信じてバットを振り続けた。

 昨年も開幕1軍を手にしたが、今季は年間を通じてレギュラー奪取が目標。この日は中堅手を争う松本哲、藤村がともに途中出場で安打した。

 「みんな打ったので、抜け出せたとも思っていない。簡単に巨人のレギュラーになれるとも思っていない。ただ、レギュラーを懸けて戦うのは刺激になるし、楽しい」。試合後もバットを振り続け、最後に球場を後にした23歳の心に、安どする隙はどこにもない。

 ▼巨人・松本哲(8回に代打出場し左翼線二塁打)1打席なので振っていかないといけないと思った。(橋本は)刺激になりますが、まずは自分がしっかりやらないといけない。

 ▼巨人・藤村(7回1死三塁から左越え適時二塁打)与えられたところでしっかり結果を出してチームに貢献できれば。

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