池田の岡田監督 27年ぶり勝利に「長かった…」

[ 2014年3月22日 13:48 ]

<池田・海南>試合前、円陣を組んだ後、グラティ風のポーズを決める池田ナイン

第86回選抜高校野球大会1回戦 池田4―3海南

(3月22日 甲子園)
 中盤までは完全な海南ペース。2点をリードし、投手も守備も万全に見えた。だが池田は8回に2点を挙げ、9回無死満塁から逆転サヨナラのタイムリーが出た。

 池田の岡田監督は「前半、完全に抑え込まれ、このまま終わるんじゃないか…とも思った。しかし、うちの持ち味であるコツコツ当てる形が最後に生きた」と振り返った。かつては“やまびこ打線”と呼ばれた猛打のイメージのチームだが「今のうちのチームは、これしかできませんから」と、故蔦文也監督の教え子監督は控えめに語った。そして27年ぶりの勝利に「長かった…」と話したのは実感だろう。

 一方、敗れた海南の森本監督は「最後は投手交代は考えなかった。(池田は)最後に勢いがついた。こちらは池田のプレッシャーに負けました」と感想を語った。

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