鳥谷 背中の張りで欠場 阪神ベストオーダー一度も試せず

[ 2014年3月22日 07:15 ]

17日の全体練習でノックを受ける鳥谷(左)と西岡

 開幕直前の猛虎に緊急事態だ。阪神・鳥谷敬内野手(32)が背中の張りを訴え、オリックス戦出場を回避した。和田監督は、オープン戦残り2試合にも出場しないことを明言。「ぶっつけ本番」で開幕を迎える可能性が高くなった。また、背中から首にかけての張りを訴えている西岡剛内野手(29)も、復帰予定だったこの日の試合を欠場。ベストオーダーを組めないまま、開幕に臨む事態に陥った。

 鳥谷の姿がない。和田監督が開幕前の総仕上げと位置付けていたオリックス3連戦。ベストオーダーを組む方針だった、その大事な初戦。「開幕1番候補」に挙がり、14年型オーダーの目玉とも言うべき背番号1が、スタメンから外れた。指揮官が経緯を説明する。

 「鳥谷は(試合を)やりながら、良くなっている感じがない。だから大事を取って一度、外すということ。3連戦は出ません。背中の張り。本人も気持ちの上では(打席に)立ちたいだろうが、開幕を少しでもいい状態で迎えてほしいから」

 鳥谷はこの日、表に姿を現すことなく、球場内でトレーニング、治療を行って帰途に就いた。指揮官は「(前回と)同じ箇所ではない。そんなに心配してもらうことではない。開幕にはちゃんと合わせてくる。心配していない」と軽症を強調。とはいえ目下、歴代3位の1322試合連続出場を続ける「鉄人」が出場回避とは…。楽観視できる状態でもなさそうだ。

 12日に背中の張りを訴え、オープン戦3試合を欠場した鳥谷。18日の練習試合・ヤクルト戦で実戦復帰も、またも戦線離脱を余儀なくされた。オープン戦残り2試合の欠場も決定。開幕直前の25日から始まるウエスタン・リーグ・中日3連戦(ナゴヤ)で最終調整できる可能性は残されるが、指揮官は「どうのこうの言えない」と言葉をにごした。たとえ「ぶっつけ本番」でも開幕スタメンに名前を連ねられればいいが、最悪、「鳥谷不在」の事態に陥りかねない。

 鳥谷の離脱により、猛虎はベストオーダーを一度も組めないまま、開幕を迎えることが決定。和田監督は「そこだよ。そこ。組めないよ、これ。あと2試合しかない」と珍しく声を荒らげつつ、すぐに「開幕にはビシッと組むから」と前を向き直した。しかし…。3年目を迎えた和田阪神の前途は、洋々とは言い難いのが実情だ。

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