カーリング女子、日本救ったスウェーデンが連覇ならず 延長戦突入の死闘の末に英国に敗戦

[ 2022年2月19日 00:13 ]

北京五輪第15日・カーリング女子準決勝   スウェーデン11ー12英国 ( 2022年2月18日    国家水泳センター )

スウェーデンのアンナ・ハッセルボリ(ロイター)

 カーリング女子の準決勝が18日に行われ、平昌金メダルで世界ランク1位のスウェーデンが世界ランク8位の英国と延長戦に突入する死闘で11―12で敗れ、連覇の道が絶たれた。

 連覇に向かうスウェーデンは第1エンドから4点を奪うビッグエンドで先制した。しかし第2エンドに英国に3点を奪われて4―3となった。その後1点取り合う展開で迎えた第5エンドで英国が1点をスチールして5―5の同点で前半を折り返した。後半は接戦の展開が続いた中で8―7とリードして迎えた第9エンドで英国に4点を奪われて8―11と逆転を許した。最終第10エンドで3点を返して11―11で延長戦に突入したが、延長戦で1点を奪われて11―12で敗れ連覇の夢がついえた。

 スウェーデンが17日韓国に勝利したため、日本は上位4位以内に入り準決勝進出を決めた。実は平昌五輪も1次リーグの最終戦のスイス戦に敗れた。この時も4─8での敗戦だったが、順位を争っていた米国がスウェーデンに敗れたため、銅メダルへとつながる準決勝に進んだ。4年前と酷似する形となった。試合後に日本を救ったスウェーデン選手が日本選手のそばを通った際に「よくやった。おめでとう、まただね!」と声をかけて日本の選手たちは涙を流していた。

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