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藤沢五月、1日で取り戻した自分らしさ 「昨日泣き尽くした」「自分が前進できたことがうれしい」

[ 2022年2月19日 01:03 ]

北京五輪第15日・カーリング女子準決勝   日本8─6スイス ( 2022年2月18日    国家水泳センター )

<北京五輪 カーリング 日本・スイス>第9エンド、笑顔を見せる藤沢五月(手前)=撮影・小海途 良幹
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 カーリング女子の準決勝が18日に行われ、18年平昌五輪銅メダルで世界ランク7位の日本(ロコ・ソラーレ)は世界ランク2位のスイスと対戦。8─6と勝利し、2大会連続のメダルを確定させた。日本勢の銀メダル以上は史上初。決勝は日本時間20日午前10時5分から、相手は英国に決まった。

 スキップの藤沢五月は前日のスイス戦でミスを連発したが、この日はスーパーショットを連発。1─2で迎えた後攻の第5エンド。藤沢が最後の一投でダブルテークアウトで一挙4点をとり、5─2で前半を折り返した。7─5で迎えた第9エンドでは、形勢不利だったが、2投ともにダブルテークアウトに成功。相手の得点を1点に防ぎ、勝利の流れを確かなものにした。1日でしっかりと立て直した。

 試合後の藤沢とのやりとりは以下の通り。

 ――試合を振り返って。
 「やりたい試合ができたかなと思う」

 ――昨日から変化は。
 「昨日の夜から今日の試合までだいぶ時間があったので、まずはしっかり休んだ。午前中に20分間の練習があったので、そこでしっかり全員で戦う気持ちを一つにして試合に臨めた」

 ――メンタル的には。
 「昨日、さんざん泣いたおかげで疲れてて(笑い)。良い意味で力が抜けて、気持ち的にも楽に試合に臨めた。昨日、私が負けて凄い顔をしていたのか、いろんな方からいろんなメッセージが送られてきた。全員に返信はできてないけど、たくさんの方が声を掛けてくれたおかげで気持ち的に楽に試合が臨めた」

 ――18年平昌より良いメダルの色は確定した。
 「正直、まだその実感はない。どちらかというと、昨日負けた相手に、もう一度試合することができて、昨日よりも良い試合をして勝つことができた。決勝に行けることよりも、自分が前進できたことがうれしい」

 ――昨日は宿舎でも涙した?
 「そうですね。今日のミーティングの時も若干泣きそうだった。そのせいで、勝っても涙が出てこないので、昨日泣き尽くしたので。あれだけ、悔しい思いをした分、チャンスをもらえて勝つことができてうれしい」

 ――スーパーショットがあった。
 「まず、昨日のミスから、ショットに対する自信はなかったけど、どういうふうに投げたらいいか、ちなが声を掛けてくれて、自信がなくても投げられる状態をチームがつくってくれて有り難かった。そこから、今日の試合、早いウエートで4点取ることができて波に乗っていけた」

 ――9エンド目のテイクアウトを2つ続けた場面について。
 「あのエンドはピンチになったのも、若干時間がなくて、それで、ちなのところで少し作戦を考えないといけなかったなって反省している。そこで、ちなに難しいショットを投げさせてしまって、ミスをしてしまった分、私が決めなきゃなって思って投げた」

 ――次戦は英国。
 「4年前にお互いメダルを懸けて強い思いで戦ったチームと、ゴールドメダルを懸けて戦えるのがうれしい。お互い、平昌の時の思いは強くあった中で、またこうやって4年必死に頑張ってこの舞台に来たので、絶対に良い試合にしたい」

――最近は勝てていなかったスイスに対しての作戦は。
 「五輪になると、どちらが先に攻めるか、守るか、どちらにミスをしてもらうか、プレッシャーをかけるかっていう心理戦も関わってくる。そのタイミングだったり、攻めと守りのタイミングをいつにするかっていう戦い。どういうショットを主に自分たちで作り上げるか、チーム全員で話し合った」

 ――手に書いたメッセージの意味は。
 「込めた意味は書いたJDに聞いていただければ。今日は試合前にJDコーチに、なんか一言書いてって言ったら書いてくれた。普段は自分で書いているけど、今大会凄く注目され始めているらしくて、自分で書いてなんか飽きてきたじゃないけど、皆さんに聞かれる度に書くのも嫌だなと思って(笑い)。JDコーチに書いてって頼んだ」

 ――今日の文字は。
 「BE SATSUKI。私らしくっていう意味と、ENJOYっていう言葉を書いてもらった。(JDコーチに書いてもらったのは)今大会は初めて」

 ――決勝へ。
 「正直、まだ今日勝てた喜びが大きくて。明日、どういうふうに戦いたいかっていうのはまだ心の準備も、作戦もできていない状態だけど、今日の試合は自分のやりたい、納得できるような、胸を張って日本に帰国できるような試合をしたいと思って臨んだので、決勝も同じように自分たちのやりたい試合、自分たちのやりたいショットを(決めたい)。負けたとしてもかっこ悪くない、かっこ良かったと言われるような試合をしたい」

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