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黒岩敏幸氏 美帆の時代しばらく続く、小平は4年間の思い滑りに込められた

[ 2022年2月18日 05:30 ]

北京五輪第14日 スピードスケート女子1000メートル ( 2022年2月17日    国家スピードスケート館 )

小平(中央)と抱き合う高木美(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 【スピードスケート斬る・黒岩敏幸】高木美は今大会5種目7レース目で、疲労から致命的なミスが生まれることだけが心配だった。金メダルは最初の200メートルを落ち着いて17秒60と速く入り、しっかり滑りきった結果。本当に精神的にも肉体的にもタフな選手だと思う。

 1分13秒19は立派なタイムだが、4日前の500メートルの出来からすれば、1分12秒8ぐらいで滑る力はあると思っていた。ラップタイムは200~600メートル(26秒88)と600~1000メートル(28秒71)で約1秒8差。後半に強い普段の高木美であれば、その差は1・5秒くらいに収まるはず。やはり疲労の影響はあったのだと思う。

 それでも勝てたのは地力の差だ。今回の1500メートルはブストの執念に屈したが、1000メートルの力は世界でも群を抜いている。しばらくは高木美の時代が続くだろう。

 小平はケガの影響で本来のパフォーマンスを発揮できなかったが、この4年間の思いは滑りに込められたと思う。(92年アルベールビル五輪男子500メートル銀メダリスト)

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