米国の名門ゴルフ場が火事 築100年のクラブハウスが焼け落ちる

[ 2022年2月18日 09:56 ]

炎上するオークランドヒルズCCのクラブハウス(AP)
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 ゴルフの全米オープンを6回開催しているミシガン州デトロイト郊外の名門コース、オークランドヒルズCCのクラブハウスが17日に炎上。1922年に完成したこのクラブハウスはミシガン州では最大級の木造建築物だったが、屋根などが崩れ落ちて原型をとどめない状況となった。

 AP通信によれば出火の原因は不明。現場には多くの消防車が駆けつけて消火活動を行ったが、木造建築とあって延焼を防ぐことはできなかった。

 このコースで開催された1951年の全米オープンではベン・ホーガンが制覇。全米シニア・オープンでは1981年にアーノルド・パーマー、91年にはジャック・ニクラウス、1972年の全米プロではゲイリー・プレイヤーがそれぞれ優勝しており、クラブハウス内には“レジェンド”に関わる多くの記念品が展示されていた。

 1916年開場のオークランドヒルズCCでは欧米ツアー対抗戦のライダーカップや全米アマも開催済み。2031年と42年には全米女子オープンも行われることになっている。

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