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羽谷明美コーチ 坂本は空間認知能力生かした 水泳のセンスも「天性のもの」

[ 2022年2月18日 05:30 ]

北京冬季五輪第14日 フィギュアスケート女子フリー ( 2022年2月17日    首都体育館 )

坂本から届いたハガキを手に笑顔の羽谷明美コーチ
Photo By スポニチ

 【小中学生時代に水泳を指導 羽谷明美コーチ】中学を卒業するまで、坂本はフィギュアスケートと並行して水泳を習っていた。3歳からイトマンスイミングスクールに通い始め、コーチから選手コースへと推薦されるほどの実力だった。「一つ言われたら“こうしたら速くなる”と考えられるセンスを持っていた。それは天性のもの。あんなに、おちゃらけていますけどね(笑い)」。指導にあたった羽谷(はや)明美コーチ(52)は、そう振り返る。

 「最初はモジモジしていて、嫌なら泣いているタイプだったけど…。スケートも始めた頃から、本来の明るい性格が出てきた。放っておいても人が集まってくるタイプ。自分からは前には出ないけど、気がついたら前にいるような感じでした」

 小学校の頃は週5回という頻度で通うこともあったが、フィギュアスケートに比重を傾けたことで、中学では週1回程度、高校では水泳から離れた。それでも、スケートのオフやケガをした時などには「泳ぎに行ってもいいですか?」と連絡を入れて、スクールにやってくる。

 「水泳は“空間認知力が上がる”と脳科学とかで言われています。指示物がないところで運動をするので、空間の認知がないと泳げない。それは、スケートでジャンプをするときとかに役立っているのかな」

 そう語る羽谷コーチらのもとには毎年、気持ちのこもったはがきが送られてくる。「今年はいよいよオリンピックシーズン。2度目の出場、表彰台目指して頑張ります! 坂本花織」。その決意とともに添えられたのが「With a smile every day」。有言実行で表彰台にたどり着き、最後は晴れやかな笑顔を見せた。

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