スピスケ新浜立也は「涙目」終戦…「ふがいないレースをした」 500の20位に続き、1000は21位

[ 2022年2月18日 18:43 ]

北京五輪第15日 ( 2022年2月18日 )

スピードスケート男子1000メートルに出場した新浜立也(AP)
Photo By AP

 スピードスケート男子1000メートルで、新浜立也(25=高崎健康福祉大職)は1分10秒00のタイムで、21位に終わった。

 ミックスゾーンに現れた新浜の目には、涙が浮かんでいた。「ふがいないレースをした、という感想しかない」。メダル候補だった本命種目500メートルは20位。スタート直後につまずく痛恨のミスが響いた。「1000メートルは自分のレースをして完全燃焼して終わりたい」。リベンジに燃えていたものの、結果につながらなかった。

 「4年間、本当にいろんな思いというか、いろいろ感じながら戦い抜いて、成長できた部分もあった。楽しかった部分もあれば、苦しかったり、悔いが残る部分もある」

 メダル有望と目されながら、「手ぶら」で終わった北京五輪。不完全燃焼で夢舞台を去る悔しさは計り知れない。雪辱を胸に、再び日本スケート界の未来を担う男は立ち上がる。

続きを表示

2022年2月18日のニュース