錦織 強豪ディミトロフ下し4強 3年ぶりVへあと2勝

[ 2019年1月3日 19:50 ]

準々決勝でディミトロフと対戦した錦織(AP)
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 テニスのブリスベン国際は3日、オーストラリアのブリスベンで行われ、男子シングルス準々決勝で世界ランキング9位で第2シードの錦織圭(29=日清食品)が世界19位で第6シードのグリゴル・ディミトロフ(27=ブルガリア)を7―5、7―5で下し、2年ぶりの準決勝に進出、16年2月のメンフィス・オープン以来となる優勝にあと2勝と迫った。

 両者の対戦は錦織が4勝1敗。だが、2017年のブリスベン国際決勝で敗れている相手だ。この日の錦織はファースト・サーブの確率が80%と高く、ネットプレーも多く見せた。第1セットは互いにサービスゲームをキープし、5―5で迎えた第11ゲームをブレークし、続く第12ゲームをキープ。第2セットは第2ゲームをブレークされたが、我慢のテニスを続け、第7ゲームをブレークバック。さらに第11ゲームもブレークし、そのまま押し切った。

 昨季は右手首の負傷による長期離脱で出場できなかった錦織だが、今大会の2回戦で世界63位のデニス・クドラ(米国)を7―5、6―2で下し、2019年シーズン最初の試合を勝利で飾った。

 準決勝では、準々決勝で予選勝者の内山靖崇(26=北日本物産)を下した同40位のジェレミー・シャルディー(31=フランス)と対戦する。

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