大坂なおみ 逆転で4強入り バイン・コーチの年間最優秀コーチ賞表彰式に花添える

[ 2019年1月3日 17:03 ]

ブリスベン国際の準々決勝でセバストワを下した大坂なおみ(AP)
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 女子テニスのブリスベン国際は3日、オーストラリアのブリスベンでシングルス準々決勝を行い、、第2シードで世界ランキング5位の大坂なおみ(21=日清食品)は第8シードで世界11位のアナスタシア・セバストワ(28=ラトビア )に3―6、6―0、6―4で逆転勝ちし、準決勝へ駒を進めた。

 また、この試合後には昨季から大坂のコーチを務め、初代のWTA年間最優秀コーチ賞に選出されたドイツ人のサーシャ・バイン氏(34)の表彰式が行われただけに、うれしい勝利となった。

 過去の両者の対戦は、大坂の1勝2敗。ここ2試合連続して敗れていせいか、大坂は第1セットスライスをかけたバックハンドなど緩急をつけたストロークに手を焼き、2度のブレークを許し、このセットを奪われ「とてもナーバスになっていて、沢山ミスをした」と語った。しかし、「とにかく落ち着くことを心掛けて、彼女は世界でも有数のいい選手だ、と自分に言い聞かせた」と言う。以前は、相手に行った流れを取り戻せずに敗れることもあった大坂だが、昨年の全米オープン覇者は、メンタル的にも成長。第2セットの第1ゲームをブレークすると、そのまま6―0で押し切り、第3セットも6―4で奪った。

 大坂は、今大会だけでなく、次に控える全豪オープンでも注目選手となっており、同大会の公式ツイッターでは、年末にはコアラサンクチュアリーに行き、コアラを抱いたり、2メートル70センチの蛇を首に巻く写真を掲載。この日の。試合後のインタビューでそのことを聞かれ「私はコアラサンクチュアリーに行って、蛇を持ったの。クールだったわ。それとは別に、おすすめのところがあればどこでも行くわ」と勇敢に語り、観衆から大きな拍手を浴びていた。

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