大阪桐蔭、打倒報徳へ笑顔の最終調整 悲願の花園制覇へ重圧なし

[ 2019年1月3日 09:00 ]

全国高校ラグビー大会きょう準々決勝

フィフティーンが見つめるなか、笑顔でタックルをする大阪桐蔭・芦塚(撮影・坂田 高浩)
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 第98回全国高校ラグビー大会は3日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で準々決勝4試合を行う。昨年度準優勝のAシード大阪桐蔭(大阪第1)は第2試合で同じ近畿勢のBシード報徳学園(兵庫)と対戦する。2日は東大阪市の近大グラウンドで約2時間半じっくり時間をかけて調整。シード校だけが勝ち上がった残り3試合の激闘へ向け、万全の態勢を整えた。

 笑顔が絶えない。花園初制覇へ最初の大きな関門となる報徳学園戦を翌日に控え、大阪桐蔭は重圧とは無縁の最終調整を行った。

 「あれでいいのか、それは分かりませんが」。選手を目で追いながら笑った綾部正史監督は「“小さくはなるなよ”とだけ言おうと思ってます」と締めくくった。

 1日の3回戦で玉島(岡山)に90―0で大勝。一夜明けたこの日、2時間半にわたる長時間の調整こそ今の大阪桐蔭の充実ぶりを物語っている。

 決勝で敗れた昨年度を教訓に7日の最終決戦まで5試合をトータルで戦うためのプランを実践してきた。ここまでの2試合で登録30人中29人を起用。リザーブ陣に経験を積ませ、かつ主力の消耗を最小限に抑えた。戦術面でも高校日本代表候補の2年生フランカー奥井をNo・8、同じく高校日本代表候補のCTB高本をSOに据えるなど攻守両面で新オプションを加えた。大きな故障者もなく、体力面でも余力十分で3回戦を終えた。

 春の選抜王者として初のAシードで花園に乗り込んだ第93回大会(13年度)は初戦でSO喜連主将が負傷し、戦線離脱。準決勝で力尽きた。もう、轍(てつ)を踏まない。

 「春は春。しっかり締めていきますよ」とは昨年度の準Vを主力として経験した高校日本代表候補のCTB松山主将。昨年3月の近畿大会で56―7と大勝した報徳学園相手にも慢心はない。スピード豊富な報徳を選手層の厚さと対応力で制圧。ここもあくまで通過点だ。

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