帝京大V10逃す 選手権不敗39でストップ SO北村の負傷交代響く

[ 2019年1月3日 05:30 ]

ラグビー全国大学選手権準決勝   帝京大7―29天理大 ( 2019年1月2日    東京・秩父宮ラグビー場 )

天理大に敗れ、肩を落とす帝京大(左から)竹山、木村、岩出監督(撮影・吉田 剛)
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 「常勝軍団」の看板をおろす日がとうとう訪れた。前人未到の10連覇を目指した帝京大が、関西王者・天理大に完敗。弱点だったスクラムで粉砕され、激しいディフェンスに何度もターンオーバーを許した。大学選手権連覇は9、連続決勝進出は10年、連続不敗は39試合でストップ。「天理大のラグビーが素晴らしかった。それが全て」。岩出雅之監督の口調は弱々しかった。

 大学では無敵で、4季前には日本選手権でトップリーグのNECを撃破。しかし、同選手権から大学出場枠がなくなり“格上”を破る目標が消えると絶対的強さも影を潜めた。昨季は決勝で明大に1点差の辛勝。今季は春から負けが珍しくなくなり、対抗戦では明大に敗れた。この日は開始6分でSO北村が脳振とうの疑いで交代。WTBで先発した控えSOの奥村が急きょ司令塔を務めたが、姫野和樹(トヨタ自動車)、坂手淳史(パナソニック)ら、すぐにトップリーグで活躍するような選手不在のチームは流れを変えられなかった。

 絶妙なゴロパントで唯一のトライを演出したFB竹山は「(高3の)花園決勝で負けてから大学4年で10連覇をするのが目標だった」と悔し泣きした。「今まで多くの(相手の)涙を見てきた。同じように、涙して次に笑えるように頑張ろう」。選手に声をかけた岩出監督の目にも光るものがあった。

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