【砂村光信 視点】決勝進出両校の勝因 反則少なかった明大 守備意識高い天理大

[ 2019年1月3日 09:13 ]

ラグビー全国大学選手権準決勝 ( 2019年1月2日    東京・秩父宮ラグビー場 )

早大に勝利し、歓喜の明大フィフティーン(撮影・吉田 剛)
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 明大の勝因の1つは試合全体で3つ、後半はゼロという少ない反則数だ。4年生フランカー井上の意識が高くなってFW陣を引っ張り、選手権に入ってからは簡単に反則をしない規律の徹底が光る。ただし、スクラムはプロップ祝原が肘の使い方が悪いとして反則を取られていた。天理大はFW第1列の選手が入れ替わっても押せるほどスクラムが強い。決勝はレフェリーとのコミュニケーションが重要となりそうだ。

 天理大は準決勝4チームで最もディフェンスの精度が高かった。1人目が必ず低くタックルに行き、最低でも相手の動きを止めるため2人目がプレーしやすく、外国人選手も理解してタックルに行っている。決勝はミスの少ない天理大が有利とみるが、明大はバックスリーの決定力を含む攻撃の精度では上。メンバーによって松尾と忽那の両SOを先発で使い分け、スーパーサブがいるのは強みだ。

 最後に10連覇を逃した帝京大を称えたい。今季は飛び抜けた選手が少なくスケールダウンしたが、メンバーが入れ替わる学生スポーツで、昨季まで勝ち続けたことは高く評価されるべきだ。 (元U―23日本代表監督)

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