吉本新喜劇、新座長就任の吉田裕　44回目の誕生日舞台で誓い「これからも頑張ります」

44回目の誕生日イベントですっちー（左）と「乳首ドリル」を披露した吉田裕
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　吉本新喜劇の新座長に就任することが発表された吉田裕（44）が29日、大阪ミナミのなんばグランド花月（NGK）で「吉田裕の新喜劇vol.3　なんばグランド花月ですんのか～い！」を開催。自身の44回目の誕生日の舞台に「座長に就任することが決まりました。これからも頑張ります」とファンに誓った。

　20年、新型コロナ感染拡大のために中止になったバースデー記念舞台。立ち見40人ほどが出る満席状態に吉田も目を細めた。21日に座長就任が電撃発表されてから初めての公演に「まだ、実感が沸かないんです」と吉田。5月頃を予定している襲名披露公演が近づけば、その気持ちも変わってきそうだ。

　すっちー（51）、酒井藍（36）の“先輩座長”や、大先輩の島田一之介（72）、浅香あき恵（66）らも出演し、通常45分の新喜劇をたっぷり1時間半。ケガで現役続行を諦めようとするサッカー選手と、病魔に冒された父のやりとりが描かれた人情話で「笑いだけでなくギャグも悲しいシーンで使って。泣き笑いできるようなお芝居が目標です」と今後の“吉田色”を見据えた公演となった。

　すっちーとは人気ギャグの「乳首ドリル」を短いバージョンで披露し、会場から拍手喝采。「座長就任前の最後かも」と吉田も感慨深げ。「まだまだ台本をもっと詰めていかないととか反省点です」と、新座長の顔も垣間見せていた。