博多大吉 「たまむすび」終了で決断 ポッドキャストは「僕ができる恩返し」「赤江さんが戻ってくる場所」

[ 2023年3月29日 14:51 ]

「博多華丸・大吉」の博多大吉
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 お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉(52)が29日、水曜パートナーを務めるTBS「たまむすび」(月~木曜後1・00)に生出演。番組終了への本音をもらしつつ、ポッドキャスト番組スタートの意図を明かした。

 2012年4月の番組スタート時からパートナーを務める大吉は「番組が終わるって聞いて、ショックでしたよ。僕の中での自信とプライドが詰まった番組なので、“この2つなくなるんだ!”って思ったら凄く参ったなって感じでした」と番組終了を聞かされた際の本音を吐露。「(パーソナリティーの)赤江(珠緒)さんの子育てと向き合いたい、人生見直したいっていう言葉の前では何も言うことはない」と理解を示しつつ、赤江アナの体調面での不安にも触れ、「これがしょうがないな、僕が寂しいとか残念だとか言ってる場合じゃないな」と受け止めたとした。

 ただ、その一方で「赤江さんも辞めたくて辞めるわけじゃない」という思いも沸いたという。赤江アナも「そうなんですよ。本当にもう大好きな場所だし、居場所だ」ともらすと、「将来、赤江さんがふとした時にたまむすびを懐かしむ時が絶対に来ると思ってて」と大吉。「しばらくお子さんと向き合って、自分の人生見直して、いろいろなことやるけど、いつかのタイミングでもう1回、リスナーさんを前にしゃべりたいなとか、リスナーさんのメール読みたいなとか、そういう日が来ると思っていて。でも、番組がなくなっちゃうとその場がなくなっちゃうから。だから、10年後やるって決めて辞めるのを提案したんです。すごくリスナーさんが喜んでくれて、スタッフさんもみんな喜んで、みんな同じ気持ちなの?って思ったんです。10年後やろうって、何言ってるんだ、大吉って言われるかと思ったら、みんなそうだった。みんな気持ちが一緒だけどどうしたらいいかわからないんだと思って、私は腹をくくったんですよ。僕がじゃあ、やりますよ!ってことで、ポッドキャストをやらせていただきます」とポッドキャストの番組「大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!」をスタートさせることを宣言した。

 大吉は「赤江さんがいつでもフラッと帰ってこられるような場所を作るのが僕ができる恩返しだと思った。新番組の『こねくと』の邪魔をする気がないですけど、連携しながら、たまむすびの火を消さずにやっていこうかなと思っている」と説明。「リスナーさんと一緒の赤江さんが戻ってくる場所を僕は作っていますので。何かありましたらということで、僕からのプレゼントはポッドキャストという場所ですし、赤江さんに最初にオファー出させてもらいますね。いつでも来てください。私が皆さんの思いを引き継ぎますので、ご協力ください。全部作ります、皆さんと」としたうえで「場所は作ってしてますから、ちゃんと安心して、4月からの新生活頑張ってください」と赤江アナにエールを送った。

 TBSラジオ「大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!」については4月12日に初回配信予定だという。

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2023年3月29日のニュース