元日テレ・久野静香アナがeスポーツ業界に参戦へ　「ODYSSEY」とタッグ

久野静香アナウンサー
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　2022年に日本テレビを退職したフリーアナウンサーの久野静香氏（34）がゲーム業界に参戦することが29日、分かった。現在は松竹芸能に所属しながら活躍。今回は元朝日放送のアナウンサーで、「eスポーツキャスター」のパイオニアである平岩康佑氏（35）が18年に起業した業界トップの株式会社ODYSSEY（オデッセイ）とタッグを組む。

　久野氏は大のゲーム好きとして知られ、すでに自身のYoutubeチャンネルでのゲーム配信や大会への出場などを行っている。昨年10月に開催された任天堂の公式イベント「Nintendo　Live」でもMCを務めるなど、すでにゲーム業界でも大きな存在感を発揮している。

　その一方で、プレーヤーとしても活躍。ゲームソフトの「スプラトゥーンシリーズ」はプレー時間が2000時間以上を超えるやり込みっぷりだ。新作「スプラトゥーン3」の発売後も、なんと旧作と並行してプレーし続けるなど、そのこだわりの強さは周囲も目を丸めるほどだ。

　「日本テレビでアナウンサーとして学んだことを生かして、大好きなゲームの世界を少しでも盛り上げることができれば大変光栄です」

　スポニチの取材に応じた久野氏はゲーム業界の発展へ向けた意気込みを明かした。また、3月末で日本テレビを退社する篠原光アナウンサー（28）も、eスポーツキャスターへの転身を表明しており、今後もキー局のアナウンサーからゲーム業界に転身する人材の増加が予想される。

　今回、ゲーム領域において久野氏のマネジメントを担当する株式会社ODYSSEYの平岩康佑代表は「新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着きイベントが一気に増えた。今年はオリンピックのイベント開催などもあり、eスポーツ実況者だけでなく女性アナウンサーも積極的にマネジメントしていく」と展望を明かした。今後もゲーム業界の盛り上がりから目が離せない。