「天才てれびくん」ティモンディを新MCに抜てき　25年ぶりジャニーズ所属のてれび戦士登場

NHK・Eテレ「天才てれびくん」に「てれび戦士」として出演する池村咲良（右下ピンクの衣装）、大野冴姫（左下うす黄色の衣装）、ジャニーズJr.の小久保向一朗（中央右ピンクの衣装）と廣末裕理（右下で座る）
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　30年続くNHK・Eテレの人気番組「天才てれびくん」（月～木曜、後5・35）の新MCに抜てきされたお笑いコンビ「ティモンディ」が取材に応じ、意気込みを語った。27日、新たに加入する「てれび戦士」や出演者が発表された。

　小学3年から中学2年の「てれび戦士」と呼ばれる子供たちがバラエティーや歌、演技などさまざまなことに挑戦する番組。4月3日から新シリーズの放送が始まり、ティモンディがMCを務める。前田裕太（30）は「僕らも見ていた番組なので光栄。一挙手一投足が今の子たちの記憶に残るかもと思うと、どの仕事も全力ですが、気合の入り方も違う」と力を込める。総勢17人の子供たちの顔と名前は「1、2時間くらいで覚えた」という。収録の空き時間には、子供たちが2人を囲み楽しく会話するなど、すでに打ち解けている。

　歴代MCはダチョウ倶楽部、キャイ～ンなどお笑い界の大物が名を連ねる。高岸宏行（30）は「僕らは若造で、まだまだ新参者。どういう言動をすればより元気や勇気与えられるか、僕自身も成長させていただきながら試行錯誤したい。失敗を恐れず、チャレンジしていきたいなと思います」と誓った。

　今回のシリーズで「てれび戦士」として新たに11人が加わった。中でも、大河ドラマ「どうする家康」に久松家長女役で出演した池村咲良（小6、学年は4月時点以下同）や、連続テレビ小説「舞いあがれ！」でヒロインの友人・望月久留美の幼少期を演じて注目を集める大野冴姫（小5）といった大河・朝ドラ女優が登場。さらにジャニーズJr.の小久保向一朗（中1）と廣末裕理（小3）が加入。ジャニーズ所属のてれび戦士は、96～98年に出演していた俳優の生田斗真（38）以来25年ぶりとなる。個性豊かな17人の挑戦する姿に注目したい。

　「天てれ」シリーズは93年4月から始まり、今年で30周年を迎える。今作では「30周年コーナー」が企画され、男女5人組「TRF」のDJ　KOO（61）がコーナーMCを務めることが発表された。DJ　KOOは「僕たちTRFも今年デビュー30周年！運命を感じます！天てれ30周年を知る“時空を超えるスーパーDJ”として、てれび戦士、そして、茶の間戦士のみんなを最KOO（高）に盛り上げていきます！」と意気込んだ。