カンテレ 会見でR-1点数誤表示を改めて説明「本来あり得ないこと」「違う形あるのかも含め検討」

[ 2023年3月27日 19:39 ]

関西テレビ(大阪市北区)
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 カンテレ(大阪市北区)が27日、春の番組改編会見を行った。コンテンツデザイン局総合編成部・乾正志部長が取材に応じ4日に行われたひとり芸日本一決定戦「R―1グランプリ」の生放送の際、点数表示に不具合があった件について改めて説明した。

 「システムのバグで、なかなか詳細は分からない、というのが率直なところ」とし「本来あり得ないことだと聞いています。皆さんの信頼を損ねないように、きっちりとした形で、違う形があるのかどうかも含めて検討していきたい」とした。

 問題となっていたのは、同大会のファーストステージで1番手として登場したYes!アキトの点数が表示された場面。ネタ終了後、審査員5人がそれぞれ採点した合計点「456点」は、トップバッターのため当然モニターには「1位」に表示されるはずだったが、その前に「田津原理音 470点」の文字が一瞬、表示された。

 その後、ネタ披露した田津原がファーストステージで本当に「470点」となりファイナルステージに進出。きょんとの対決を制して王者に輝いた。そのため、一部ネットでは「やらせでは?」などと炎上。

 番組は6日になって公式ツイッターを通じ「リハーサル時に入力した仮のデータが制作側の不手際により誤表示されました。全出場者の得点は審査員の厳正な審査によるものです」などと騒動を謝罪した。「本番前に行った得点発表のリハーサル内の動作確認において使用した、仮のデータ『田津原理音470点』が、システム上に残っていたことに起因するものです。完全な偶然です」などと説明していた。

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2023年3月27日のニュース