池松壮亮 映画初出演で共演した世界的スターとの驚きの交流「ヘリコプターで遊んでおいでよって」

[ 2023年3月17日 15:29 ]

池松壮亮
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 俳優の池松壮亮(32)が17日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。世界的スターとの交流について語った。

 池松は10歳の時に「劇団四季」の「ライオンキング」で子役デビュー。芸歴は22年で国内外の様々な賞を受賞し、ハリウッドでもデビュー済みの実力派俳優だ。

 司会の黒柳徹子から「12歳の時にトム・クルーズさんと『ラスト サムライ』にお出になった」と振られると、池松は「初めての映像作品で初めての映画で。まあ『ライオンキング』の途中にたまたまオーディションを年齢的にも受けてみないかって言われて」と回顧した。

 野球少年だったため「ライオンキング」のオーディションは嫌だったが親の勧めで受けたと語っていただけに「また嫌で。トム・クルーズ知らなかったですし、田舎の少年ですから映画もそんなに見て育ってなかったですから」としたものの、「親が凄い“トム・クルーズの映画だと”ってなんか興奮してたのは覚えてますね」と笑ってみせた。

 同作では武家の長男を演じ、「初めて映画っていう現場に行って、なんかもうもっと多くの人間が撮影現場にいて、見たこともない国の人たちがたくさんいて、なんかこう言葉は通じないけどアイコンタクトでコミュニケーション日々取ってる中でなんか凄い場所だなっていうふうな記憶になったことは確かですね」と刺激を受けたという。

 オーディションの際には「来たくなかった。野球の試合を休んで来たんだ」「俺はイチローになりたいんだ」などと話して合格したという池松。トムと話をする際にも「多分そういうふうなことを言っていて、ことあるごとにバットのプレゼントとかいろいろもらってましたねえ」と懐かしそうに語った。

 黒柳が「トム・クルーズの自家用ヘリにも乗らせてもらったんだって」と明かすと、池松は撮影はニュージーランドで行われ、トムは移動に自家用ヘリを使用、当時池松は一軒家に滞在しており、マネジャーや両親、親戚が入れ替わりで面倒を見に来てくれていたとし、父親と妹が訪れた際にトムに紹介したところ、「“ようこそ来てくれたね”って言って、“壮亮、(家族)3人で山しかないけど、ヘリコプターで遊んでおいでよ”みたいなことを言われて、よく分からないまま3人で。トムのヘリに乗って15分ぐらい旋回してっていう」との出来事があったと回顧した。

 黒柳が「でもなかなかいい気持ちだったでしょう」と尋ねると、池松は「そうですねえ」と照れたように話した。「父親とかもなんでヘリコプターとか乗せられてんのか分かってなかったと思いますけど」と苦笑すると、「本当に優しかったですね」としみじみと話した。

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