内川聖一 5番降格の村上宗隆は「ちょっと吹っ切れたように見えた」WBCイタリア戦で二塁打2本と発憤

[ 2023年3月17日 12:02 ]

内川聖一氏
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 昨季限りでNPBからの引退を表明し、現在は九州アジアリーグ・大分でプレーする内川聖一(40)が17日、MCを務める日本テレビ「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演。前日16日に行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝イタリア戦で「5番・三塁」で出場した村上宗隆内野手(23=ヤクルト)について言及した。

 村上は試合前まで20打席ノーアーチ、14打数2安打、7三振と不振にあえぎ、前夜のイタリア戦でWBC5試合目で初めて4番ではなく、5番で出場した。その悔しさを晴らすように5回無死一、二塁で中越えの適時二塁打。7回にも痛烈なライナーで左翼手のグラブをはじく二塁打と勝利に貢献した。

 内川は「打順が変わった時、心理的変化が彼の中でどう働いたか分かりませんけど、僕はちょっと吹っ切れたように見えたんですよ」と指摘。「昨日はセンターオーバーのタイムリーツーベースを打ちましたけど、打った方向もセンター方向に打ちましたし、投手の代わりっぱなの初球を打っている。ああいうチャンスで投手が代わると“どういうものなのか、どういう球種か”って見たくなると思うんですけど、やっぱりそこを初球を思い切って打っていったのが彼の変化だと思うんですよね」と継投した投手の第一球を打ったことに心境の変化があったと語った。

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