長嶋一茂 大谷翔平のセーフティーに「150メートル飛ばす打者がここで…違うんだよ、次元が」

[ 2023年3月17日 09:33 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(56)が17日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。前日16日に行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝で侍ジャパンがイタリアを9-3で下し、準決勝に駒を進めたことに言及した。

 大谷翔平投手(28=エンゼルス)は「3番・投手兼DH」で先発。投げては5回途中2失点で勝利投手、打っては3回、一挙4点の口火を切る意表を突いたセーフティーバント安打を決め、米国行き切符を導いた。3回には今大会17打席目で待望のWBC1号となる岡本和の3ラン、5回には村上にも大会初適時打が生まれるなど、和製大砲の打棒が上向いてきた。4番に入った吉田は7回に待望の一発。さらに右手負傷の源田も適時打した。投手陣は、先発の大谷から伊藤、今永とつなぎ、7回からはダルビッシュが登板。大谷とダルビッシュが同日に同チームでマウンドに上がる歴史的な継投となった。ダルビッシュは結局、2回1失点でつなぎ、9回は大勢にバトンタッチ。大勢がそのまま試合を締めた。準決勝ではC組1位のメキシコとD組2位のプエルトリコの勝者との対戦となる。

 一茂は、大谷のセーフティーバントについて「すべての選手が先取点を取らなきゃってところに向いていたってこと。まさかコーチ、監督がそんなこと言わないですよね、このゴールデンメンバーに対して先取点だぞなんて、そんな幼稚なことは言わないんだけど」と言い、「大谷さんが言ったようにゲッツーが最悪のシナリオ。足も速いですからセーフティーで自分も生きれて、1アウト一、二塁にするという作戦がベストということを瞬時に判断してこういう形になったと思うんですけど、だからって理屈で分かっててもここでできるかって言ったら。本塁打で150メートル飛ばす打者ですからね。それがバント。これがさあ、違うんだよ、次元が。本当にすごいと思う」と話した。

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2023年3月17日のニュース