ニッポン放送社長　WBC中継は「われわれにとっても素晴らしい体験」

東京・有楽町のニッポン放送
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　ニッポン放送の檜原麻希社長は17日、東京・有楽町での定例会見で、同局が日本の試合を全て中継している第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）について「いろんな面で日本人を勇気づけてくれるコンテンツ」と語った。

　16日の準々決勝・対イタリア戦は解説・里崎智也氏、AKI猪瀬氏、実況・山内宏明アナウンサーという布陣。午後7時から午後10時32分までの平均の「ラジコ」ライブ配信で45・7％のシェアを獲得し、1都6県16局中首位となった。瞬間最高シェアは52・3％（午後9時35分）を記録し、同局が中継した5試合中最高だった。

　檜原社長は「多くの方々に聴いていただいてありがたい」と感謝。大観衆の中での熱戦を中継していることについて「みなさんに喜びを届けている。われわれにとっても素晴らしい体験」と話した。

　日本時間21日午前8時からの準決勝は解説・谷繁元信氏、AKI猪瀬氏、実況・清水久嗣アナウンサー、同22日午前8時からの決勝（日本が進出した場合に中継）は解説・谷繁元信氏、AKI猪瀬氏、実況・山内宏明アナウンサーの予定。

　22日は平日の午前中の試合となることから、檜原社長は「こっそり聞いてくれる人がいるのでは」と推察した。