工藤公康氏 大会初適時打の村上宗隆に「左中間に飛んだっていうのが…期待を。アメリカに行った時に」

[ 2023年3月17日 12:52 ]

前ソフトバンク監督の工藤公康氏
Photo By スポニチ

 元ソフトバンク監督の工藤公康氏(59)が17日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。前日16日に行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝イタリア戦で「5番・三塁」で出場した村上宗隆内野手(23=ヤクルト)について言及した。

 大谷が「3番・投手兼DH」で先発。投げては5回途中2失点で勝利投手、打っては3回、一挙4点の口火を切る意表を突いたセーフティーバント安打を決め、米国行き切符を導いた。大谷の投打にわたる活躍に引っ張られるように、3回には岡本和が今大会17打席目で待望のWBC1号3ランを記録。5回には村上にも大会初適時打が生まれた。投手陣も大谷の後を受けた伊藤、今永が無失点でつなぎ、ダルビッシュへ。大谷とダルビッシュが同日に同チームでマウンドに上がる歴史的な継投もあり、一丸で勝利をつかんだ。準決勝ではC組1位のメキシコとD組2位のプエルトリコの勝者と対戦する。

 MCの谷原章介から、村上は初適時打が出て楽になったかと聞かれた工藤氏は「全然楽になったというふうに思うんですけど、たぶん試合前からある程度自分で決めてたと思うんですよね。最初は自分の中で踏み込んで打っていけなかったじゃないですか。あの瞬間にもう打とうと思っていても手が出なかった自分にある意味腹が立ったりとか言う部分もあって、もうチャンスだったら最初からいってやれと」と分析した。

 「僕ああいう割り切りが凄くバッターにとって大事かなと思うし、それがまた左中間に飛んだっていうのが、アメリカに行ってもちょっとずつ変化していく球に対応してくれるんじゃないかと思って、凄い僕は期待を。今度アメリカに行った時に。彼には期待したいなと思います」と力を込めた。

続きを表示

2023年3月17日のニュース