田中ウルヴェ京氏 北朝鮮34度目のミサイル発射に「関心を持つこと」が大事

[ 2022年11月18日 16:09 ]

ソウル五輪シンクロ・デュエット銅メダリストの田中ウルヴェ京氏
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 1988年ソウル五輪シンクロナイズドスイミング銅メダリストでメンタルトレーナーの田中ウルヴェ京氏(55)が、18日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」に生出演。北朝鮮がこの日午前、朝鮮半島西岸付近から1発の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級弾道ミサイルを東方向に発射したことに言及した。

 防衛省は北朝鮮が同日午前10時14分ごろ、朝鮮半島西岸付近から1発の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級弾道ミサイルを東方向に発射したと発表。岸田文雄首相も「ミサイルが北海道西側の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられる」と明らかにした。北朝鮮によるミサイル発射は2日連続、今年に入って34回目となる。

 田中氏は「北朝鮮の立場でなぜそこまでするのかと考えると、抑止に躍起になってるんだろうな。だからこそ核実験もしたくなってしまう。なぜなら、アメリカと対話できるようになるためだったり、あるいはしっかり抑止力を見せつけるためにこれだけできるんだよってやらなきゃいけないんだろうなって思うんです」と推察した。

 その上で「当然、日本にいる私としては、私たちができることはないんですけど、ただ一つ自分がいつも気を付けたいなと思うことは、関心を持つことだと思っています」とした。「なぜ、このような事態になるのか、歴史的背景は何か、日本ができること、できないことは何か。そもそも安全保障って何だろうとか。もちろん戦争するつもりもないし、したくないし、ならば戦争が起きないためにはどういうことを理解しなければいけないのか、気を付けたい」としっかりと世界情勢に関心を持つことが大事とした。

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2022年11月18日のニュース