大下容子アナ 感銘を受けた久米宏の“風刺”力「そこに万の言葉を込めてみたいな技術がすごい」

[ 2022年11月18日 16:03 ]

大下容子アナウンサー
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 テレビ朝日の大下容子アナウンサー(52)が、17日深夜放送の同局系「ぺこぱポジティブNEWS」(深夜2・01)にゲスト出演し、感銘を受けたニュースキャスターについて語った。

 番組では、お笑いコンビ「ぺこぱ」から、報道での心がけやエピソードなどをインタビューされた。松陰寺太勇から「この人はすごいなというキャスターの方って誰かいらっしゃいますか?」と問われると、大下アナは「皆さんすばらしいというか、“十キャスター十色”といいますか」と、それぞれの実力と個性に敬意を示した。

 その上で挙げた名前は、同局で「ニュースステーション」のキャスターを務めたフリーアナウンサー久米宏だった。「ある組閣で、環境大臣かなんかで初めて入閣した人が、ずっとメモを見て、自分が環境大臣に就任した所信みたいなのを、たぶん官僚が差し入れた紙を読んでいて」と、状況を説明した。

 驚いたのは、カメラがVTRからスタジオに戻った後だったという。「VTRが終わって久米さんに戻った時に、えーっと…ってその人のまねをデフォルメして、チクリとおもしろくというか、4秒くらいまねして“CM”って」。久米はカメラではなく、手元の原稿をガン見しながら番組を続けたという。言葉ではなく、あえて動きで示す技術に感銘を受けたようで、「おもしろいし、強烈だし。切れ味というか、言葉にしないで、そこに万の言葉を込めてみたいな技術がすごいなっていう」と振り返っていた。

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2022年11月18日のニュース