大阪市立大名誉教授・朴一氏「日本は危機意識が薄い」北朝鮮の34度目ミサイル発射に言及

[ 2022年11月18日 15:58 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 大阪市立大学の名誉教授・朴一氏が18日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に電話出演。北朝鮮がこの日午前、朝鮮半島西岸付近から1発の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級弾道ミサイルを東方向に発射したことに言及した。

 防衛省は北朝鮮が同日午前10時14分ごろ、朝鮮半島西岸付近から1発の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級弾道ミサイルを東方向に発射したと発表。岸田文雄首相も「ミサイルが北海道西側の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられる」と明らかにした。北朝鮮によるミサイル発射は2日連続、今年に入って34回目となる。

 朴一氏は「日本は危機意識が薄いなって気がしている」と度重なる北朝鮮からのミサイル発射により、もう少し警戒感を強めるべきとした。「韓国では常時、訓練をやっている。例えば、韓国のほとんどの地下鉄はシェルターがありまして、実際に北からミサイルを撃ち込まれて来た時にすぐに逃げる体制が整っている。それに対して、日本はまだまだ地下鉄がシェルター化していない」と比較した

 「北からミサイルが発射されて10分以内には到着しますから、アラートが鳴ったらすぐに地下シェルターに逃げ込める状況を一刻も早く日本も作るべきじゃないかと思っています」と緊急事態に備えて避難場所を増やすべきと提案した。

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2022年11月18日のニュース