真田ナオキ 師匠・吉幾三は酔っぱらって弟子にしたことを忘れていた「これは勝手に行くしかないなって」

[ 2022年9月29日 15:10 ]

真田ナオキ
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 演歌歌手の真田ナオキ(32)が29日、フジテレビ系「ポップUP!」(月~金曜前11・45)にゲスト出演。師匠で演歌歌手の吉幾三(69)に弟子入りした経緯を明かした。

 真田は食事会で吉に偶然出会い、歌を披露することになった。緊張しながらも歌い終えると、吉は「お前、面白い声してるな、弟子になれ」と酔った勢いのまま弟子入りが決定したとした。

 番組が当時について吉にVTRで取材をすると、吉は「ナオキを弟子入りさせたというよりもね、酔っぱらって覚えてないんだよ」と苦笑い。「何日かたった後、来ちゃったんだよ、あいつ。“そんな記憶ねえよ”って言ったんだけど、“いやいや、弟子にしてくれるって言ってくれました”、“あ、そう”って」と驚きの事実を明かすと、「今は立派なお弟子さんですよ。うん」と続けた。

 吉はさらに、真田に謝りたいことがあるとし、「夜中、ゴメンんね酔っぱらって電話して。で覚えてなくてさ。心配なんだよね。心配なのと、酔っぱらってると、どうしてるかなと思って、つい電話しちゃって」とも話した。

 VTRを見た真田は「結構軽い感じで“弟子になれ”って言ってもらって、“明日からうちで住み込みで荷物持ちして、デビュー目指せばいいんだよ”ってその場で言ってくださったんです」と回顧。「待てども待てども連絡が来ず、“これは勝手に行くしかないな”って思って勝手に行ったら、“そんなこと俺言ったか?”って」としたものの、「でも結局作品書いてくださって、デビュー曲からずっと師匠が書いてくださって」と笑顔で話した。

 歌を初めて披露した際には「僕が1曲歌った後というかワンコーラスですね、1番歌った後には“あ、お前面白い声してるな、マイク貸せ”ってそこから師匠がオンステージになって歌ってくださる」とも明かし、「でも僕は当時初めての大スター、目の前に吉幾三師匠がいらっしゃったんで、酔っぱらっているというよりも、歌ってくれるのがうれしくて」と語った。

 また「師匠が、カラオケのページで“吉幾三って開け、好きな曲、俺が勉強で歌ってやるから”って言ってくださるんですけど、“これお願いします”って言うと、“あ、その曲俺、覚えてねえや”って。ちょっとどうにかしてほしいなって」と笑わせた。

 吉の教えについては「歌に関してはそこまで。“自由に、自分で歌いたいように”って。“何か言われて、どうしてもその歌い方が嫌だったらできないフリしろ”とか。そういうことを教えてくれたんですけども」としながらも、「一つだけですね、“現場に出たら犬でも猫でも頭を下げなさい”それだけは言われました」としみじみと話した。
 

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2022年9月29日のニュース