古市憲寿氏 ウクライナ4州の“住民投票”の結果に「99%が賛成って普通に考えたらおかしい」

[ 2022年9月29日 09:45 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が29日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ウクライナ東部、南部の計4州のロシア支配地域で親ロシア派が強行した「住民投票」が27日に終了し、ロシアメディアによると、親ロ派は28日までに87~99%がロシアへの編入を支持したとの集計結果を発表したことに言及した。

 ロシア紙RBK電子版は28日、プーチン大統領とウクライナ東部・南部4州の親ロシア派が30日に編入に必要な条約を交わすと報じた。ロシアの法律に従い、いったん独立国家と見なし条約を締結した上で編入手続きを進めるとみられる。プーチン氏が30日に編入宣言するとの見方が強まっており、RBKはモスクワ中心部の「赤の広場」で同日、親ロ派の集会が計画されていると伝えた。

 古市氏は「侵略が始まってから半年以上が経って、一時期はすぐに戦争が終わるんじゃないかっていう楽観論もありましたけれどもなかなか終わらない。住民投票も99%が賛成って普通に考えたらおかしいわけじゃないですか。にもかかわらず、それを発表できてしまうような状況が続いているっていうことにいびつさを感じますよね」と自身の見解を述べた。

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2022年9月29日のニュース