永瀬拓矢王座が102手で糸谷哲郎八段下す　第72期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ第1局

白星発進の永瀬拓矢王座。感想戦で指し手を振り返る（撮影・我満　晴朗）
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　将棋の第72期ALSOK杯王将戦（スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催）挑戦者決定リーグは21日、東京都渋谷区の将棋会館で永瀬拓矢王座（30）―糸谷哲郎八段（33）の1局を行い、後手の永瀬が102手で糸谷に勝った。

　先手の糸谷が角交換早繰り銀を採用。永瀬は中盤から終盤の入口にかけてリードを奪われたものの、糸谷の積極的な攻撃手を手抜いて猛反撃に転じ、逆転で制した。

　リーグ成績は永瀬1勝、糸谷1敗。