小川彩佳アナ「同じ説明を丁寧に繰り返すことが丁寧な説明ではない」　国葬巡り政府の姿勢批判

小川彩佳アナ
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　フリーアナウンサーの小川彩佳（37）がメインキャスターを務めるTBS系「news23」（月～木曜後11・00、金曜後11・30）の20日放送で、27日に実施される安倍晋三元首相の国葬についてコメントした。

　番組では、国葬反対の声が日に日に大きくなっているとし、報道各社の世論調査でも「反対」が「賛成」を大きく上回っていることを報道。浜田靖一防衛相が20日の会見で、国葬に対しての理解が広がっていない現状について「（政府の）説明が足りていないと思う」との認識を示したことを伝えた。

　キャスターの同局・国山ハセンアナウンサー（31）は、共同通信の世論調査で7月末と比較して「反対」「どちらかといえば反対」が約7％増加していると指摘し、「その数字にどう向き合うのか、果たして説明がなされるのか、疑問符が付きます」とコメント。

　小川アナは「安倍元総理が在任中どうだったのか、旧統一教会との繋がりの深さは、など様々な論点はあると思うんですが」と前置きし、「国葬への反対や疑問の声に真摯に耳を傾けよう、向き合おうという姿勢が政府与党から見えてこないというのが、この反対の声を膨れ上がらせているのかなというふうにも感じます」とコメント。岸田文雄首相は「丁寧な説明」で国民の理解を得るとしているが、小川アナは「同じ説明を丁寧に繰り返すことが丁寧な説明ではないはずです」とした。