あべ静江 脳梗塞で緊急入院当時「全く記憶がない」 スタッフが気づいた「ちょっと変な行動」で命拾い

[ 2022年9月21日 13:54 ]

あべ静江
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 歌手のあべ静江(70)が21日、テレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。今年3月に脳梗塞(こうそく)で緊急入院した時のことを語った。

 リハビリなども含めて約2カ月の入院生活を経て、5月に仕事復帰したが「怖かったです、自覚症状が全然なくて、後から聞いて、え、そうだったの?って驚くことがたくさんあって」と回想。

 発症した当時を振り返り「長年の習慣ってすごいなと思ったんですけど…仕事行く朝で普段通り準備していたんですけど、ちょっと変だったみたい。というのも、元来シャドウ系に使う色を顔全体に塗ってたらしくて。日に焼けた健康的なメークみたいに見えたけど、でもやっぱり変で。メークさんの所に行って、良い状態にしてもらっても、自分の部屋に帰ってきてちょこちょこやってしまったり」と普段通りではない行動が見られ、心配したマネジャーが主治医に連絡をとって救急車で搬送されたという。

 「言ってること、やってることを考えてみると、普段とは違うわけだし、脳梗塞じゃないかなって先生の方で判断してくださったみたいなんです」と電話を受けた主治医は即座に脳梗塞を疑ったという。あべは仕事先にいたため「ご迷惑かけたと思うんです、本当に。でも、まったく記憶がないんです。記憶にないことが自分の生活に起こるっていうことが驚いてしまいますよね」と記憶を喪失していた怖さを語った。

 後から考えると、少しずつ兆候は出ていた。前日には美容院に行っていたというが「前半半分くらいしか覚えてなくて。後半はあんまり覚えてないんです。美容師さんはお茶とかコーヒーをいつも通り出してくださってるのに、手にしなかったらしくて。?が残ったみたい」。帰りにコンビニに寄って食事を購入していたというが「それをテーブルに置いて安心したのか、すみやかに休む方にいっちゃって、その日は寝ちゃって。ろれつは、翌日スタッフと準備で話したりしたら、ちょっとあれ?変だなっていうのはあったみたいです」と振り返った。

 司会の黒柳徹子は「そのまま寝ちゃって、よく何も起こりませんでしたね。怖いわよね、ちょっと」と寝ている間に何も起こらなかったことに安どしていた。

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2022年9月21日のニュース