住田裕子弁護士 村上元行革相の国葬欠席表明のタイミングに疑問「世論の反対票におもねているのかな?」

[ 2022年9月21日 20:35 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 元東京地検検事で弁護士の住田裕子氏が21日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)に生出演し、自民党の村上誠一郎元元行革担当相が安倍晋三元首相の国葬を欠席すると表明したことについてコメントした。

 村上氏は27日に日本武道館で執り行われる国葬について、「反対が多い中、なぜ強行するのか。安倍氏の名誉になるのかどうか」と疑問を呈し、欠席の意思を示した。自民党の現職国会議員の欠席表明は初めて。

 住田氏は「自民党は懐が深い政党ですから、いろんな意見があっていいと思います」とし、「村上議員は元大臣でもありますけど、一匹オオカミ的で結構放言癖があるので、これで雪崩を打つことはないと思う」と推測した。

 一方で「何でこのタイミングかということですよ」と、発言の時機については疑問を呈した。国葬は国会を通さず,閣議決定されたことなどを理由に、反対世論が高まっている。そんな中でも欠席表明だけに、住田氏は「それだったら、政治家として矜持を持って、以前から国葬や何かについていろんなことを言えばいいんですけど、世論の反対票が増えたというところで、それにおもねているのかな?」と指摘。「そういう意味でいくと、感情に走らずに、冷静に論理的に常日ごろから言動をちゃんとやってほしいなと思います」と付け加えた。

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2022年9月21日のニュース