安倍元首相の国葬、27日テレビ各局が特番編成　テレ朝は5時間超、“独自路線”テレ東は5分

[ 2022年9月21日 21:49 ]

　27日に東京・日本武道館で実施される安倍晋三元首相の国葬について、テレビ各局は公式ホームページの番組表などで特別番組を編成することを発表した。

　NHKはこの日行われた定例会見で、27日午後1時40分～同3時30分に110分間の特設ニュース番組を編成すると発表。番組表には「ニュース『安倍元首相　国葬』関連」と記されている。

　日本テレビは、通常「情報ライブ　ミヤネ屋」を放送している時間帯の午後1時45分～同3時50分で「NNN　news　every.特別版　半世紀ぶり『国葬』歴史的1日完全中継」を放送。テレビ朝日は「大下容子ワイド！スクランブル　拡大SP」として、午前10時25分から午後3時48分までの5時間23分間に渡る特番を編成。公式サイトの番組紹介には「安倍元総理の国葬を生中継。実施めぐり世論を二分したまま、一体どんな国葬となるのか？政治家と旧統一教会の問題も浮かび上がらせた安倍元総理銃撃事件の捜査の現状は？」と内容が予告されている。

　TBSは通常の生番組で対応する見込みで、番組表でも午後1時55分から「ゴゴスマ」、同3時49分から「Nスタ」の放送を予告。フジテレビは午後1時45分から2時間の特番「FNN特報　安倍晋三元首相『国葬』」を放送。同局の奥寺健、生野陽子両アナウンサーがMCを務める。

　他局が特番を編成する大きなニュースの際にも通常番組を放送し、「独自路線」「ぶれない」と話題になるテレビ東京は今回も“らしさ”を発揮。午後1時40分から「報道特番」を設けて「安倍元総理の国葬直前の様子をお伝えします」と予告したが、この特番は5分間のみ。同1時45分からは通常の「午後のロードショー」で、セントバーナードが騒動を巻き起こす米映画「ベートーベン」（1992年公開）を放送する。（番組予定はいずれも21日時点）

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