前澤友作氏「みんなで会社を作ろうプロジェクト」始動　初期メンバー1万人募集

前澤友作氏が新たに立ち上げた「MZDAOコミュニティ」
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　衣料品通販大手「ZOZO」創業者で実業家の前澤友作氏（46）による「みんなで会社を作ろうプロジェクト」が30日、本格的に始動した。同プロジェクトに参加するためのオンラインコミュニティ「MZDAO（エムズィーダオ）コミュニティ」の初期メンバー1万人をこの日から8月10日まで特設サイトで募集。同氏はツイッターで「みんなで参加して、みんなで育てて、みんなで儲けよう！！」と呼び掛けた。

　MZDAOの「MZ」は「前澤」、「DAO」は「同じ想いを持つ個人が集まるニュータイプの会社みたいな組織」とこれまで説明してきた前澤氏。メンバーになる利点として（1）会社立ち上げに参加できる（2）事業を一緒に作れる（3）報酬が期待できる（4）匿名で参加できる（5）限定記事が読める、を列挙した。コミュニティ参加費は月額500円で「冷やかしや誹謗中傷を避け本気の人のみ参加して欲しい」「前澤執筆の記事の購読料」などと理由をつづった。

　メンバーの関わり方については、特設サイトで「MZ（前澤氏）の記事に対するコメントやいいね！などのリアクション、不定期に実施するアンケートへの回答、事業を宣伝するためのSNSシェアや友人への紹介、などなどをお願いすることがあります。また、その他にはそれぞれの事業で随時ご相談させていただきます」と説明。報酬に関しては、貢献に応じた対価としてトークンやストックオプションなどを渡す場合があるとした。トークンは「MZDAOが発行するポイントのようなもの」、ストックオプションは「所定の条件を満たした場合にMZDAOで作る会社の株を所有できるようになる権利」と記載。いずれも事業やプロジェクトが成功すれば「換金できるようになる可能性がある」としている。