京大大学院・藤井聡教授 日本が新規感染者で世界最多の“カラクリ”明かす「コロナの問題は、欧州は…」

[ 2022年7月30日 17:30 ]

 京大大学院の藤井聡教授(53)が30日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演。日本の新型コロナウイルス新規感染者が世界最多になったことについて語った。

 世界保健機関(WHO)に27日に公表した新型コロナウイルス感染状況に関する週次報告によれば、18日から24日の1週間の新規感染者数は、日本が前週比73パーセント増の約96万9000人で世界最多だった。

 これに対して藤井氏は実体験をまじえて解説。「先週、イタリアとドイツとスイスに学会で行ってきたんですけど、行く時はドキドキしながら行ったんですよ。どんな規制があるんやろうと」と述べた上で、「何の規制もないし、マスクしてる人なんて全然いないし、入国する時も何の検査もないし、他の3つの国に入る時、どの国もそういう状況だった」と、“肩すかし”を食らったことを明かした。

 続けて藤井氏は「空港にPCR検査場って物凄く広い所があるんですけど、ガラガラなんですよ。それに行ってるのは日本人だけなんです。なぜなら日本人は日本に帰る時に陰性証明がいるから、日本人はそこにいるんだけど、他の国にはそんな規制がないから、誰もいないんです。こんなに騒いでるのは日本だけ」とキッパリ。さらに「ロイターのホームページに感染者数の推移が載ってるんですけど、その推移のデータ、よその国は閉まってるんですよ。だから、コロナの問題は、欧州は終わってるんですよ。だから日本だけが調べてるから世界一になってるんです」と断言した。

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2022年7月30日のニュース