国学院久我山 イチロー氏の教え胸に文武両道で春夏連続甲子園出場目指す

[ 2022年7月30日 10:00 ]

30日放送のTBS「バース・デイ」は春夏連続甲子園出場を目指す国学院久我山に密着(C)TBS
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 29日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)は、春夏連続甲子園出場を狙う文武両道を掲げる国学院久我山の戦いの裏側に密着した。

 国学院久我山のグラウンドには選手を見守るように置かれている黒い木製バットがある。これは、昨年11月にイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が指導に訪れた際にもらったものだ。選手は「これはイチローさんから頂いたバットでお守りです。このバットがイチローさんだと思って練習してます」と気を引き締めて練習に励んだ。

 イチロー氏から教わったのは「相手が考える一歩先の野球」。ここ近年の「相手の隙を狙ってそこを突いていく野球」と融合した結果、今年の選抜高校野球大会で見事ベスト4入りした。

 文武両道を掲げる国学院久我山は高い学力を誇り、88人の野球部員はスポーツ推薦と一般クラスに分かれて授業を受けている。中には東大を志している選手もいる。勉強の時間を確保するため野球部の練習は午後7時前まで。限られた時間ながら甲子園に春夏合わせて7度出場(春4、夏2)している。

 だが、夏は1勝止まりと苦戦。まずは夏の甲子園出場へ、イチロー氏の指導以降は試合さながらの実戦練習を行い、プレーを洗練していった。そして甲子園出場、悲願の全国制覇をかけた夏の戦いが始まった。果たして結果は。

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