ホリエモン「飲食店やりたくなかった」けど焼き肉店オーナーに 「…MAFIA」屋号命名のきっかけ

[ 2022年7月30日 09:14 ]

堀江貴文氏
Photo By スポニチ

 実業家の堀江貴文氏(49)が29日深夜放送のテレビ西日本「加藤浩次のちゃっかりバズってます!!」(金曜深夜1・25)に出演。「WAGYUMAFIA」について語った。

 高級焼き肉店「WAGYUMAFIA」のオーナーも務める堀江氏に、MCの加藤浩次は「飲食店やりたかったの?」と聞くと「やりたくない。やりたくなかったです。飲食店は大変だから。どっちかというとブランディング・ビジネスとして考えている」と語った。

 「和牛って奇跡の牛なんですよ。霜降りは唯一和牛しかない。そもそも和牛は食用に作られたものじゃない」と和牛の歴史を語った上で「日本のプロダクトの中でも最高峰。畜産って閉鎖的な世界だから入っていけなくて。長い時間をかけて信頼関係を結んで、いい和牛を仕入れられるルートを確保して。それを世界に輸出したり、すごい人たちが認めてくれるようになった」とここまでの歩みを回想。

 「和牛自体もすごいけど、パフォーマンスとか外国人が喜びそうな感じで出すようなことを作ったんですよ。ブランドもそうなんですけど。マフィアって日本語で言ったらヤクザですよ。えって思うわけですよ。商標とかとれなかったりするような国もあったりするくらいで。でも、えって思いながらみんな気にしてくれてて」と屋号を「WAGYUMAFIA」にした理由を明かし、加藤から「それはひっかかりたいからこの名前?」と聞かれると「そうです」とした。

 そうして育てたブランドは「コロナ前は世界中のセレブたちが集まる場所になった。ブランディング・ビジネスで世界を獲れると思ったんですよ。飲食って。僕の知り合いのミシュランの星付きシェフがフランスにいるんですけど、そいつがどやってて。王様とも世界のハリウッドセレブも食いに来ると。いきなりそこに行けるからやってるんだと。ミーハーじゃなくて、ビジネスの基本として、トップに会えるのが一番楽じゃないですか。社長とか王様とか大統領とかツーツーになればポーンっていくので。そういう場としてのWAGYUMAFIAなんです」とビジネスのハブ的存在でもあるという。

 「最初は半信半疑だったんですけど、デビッド・ベッカムさんが来てくれてめっちゃ気に入ってくれた。(息子の)ブルックリンくんの方が気に入ってくれて、親子で。西麻布の路面店に来てくれる。めっちゃよく来る。それで顔が広いから中東の王様とか皇太子をいっぱい連れて来てくれる。そこからビジネスが広がっていくんです」といい、来年をめどにロンドンにも出店予定だ。

 「生産者が嫌がることって安売りすることなんですよ。だから安売りしませんよと。仕入れ価格よりも安売りしないことが大事。安く売ると価値が下がるから。戦争が起きたりとか物流がいろんなことで変わって、値段はめちゃくちゃ上がってる。飼料の値段とかも上がっているし」と語った。

続きを表示

2022年7月30日のニュース