大黒摩季 代表曲「夏が来る」は逆ギレから生まれた「みんなに言われてウザくてウザくて…」

[ 2022年7月30日 21:19 ]

大黒摩季
Photo By スポニチ

 歌手の大黒摩季(52)が、30日放送のNHK「第11回明石家紅白!」(後7・30)に出演し、大ヒット曲「夏が来る」の制作秘話を披露した。

 94年に発売した自身8枚目のシングルで、CMにも使われた代表曲の一つ。だが、曲を作った時の心境は穏やかではなったという。

 前年の93年に、天皇陛下と雅子さまがご成婚された。国中が祝福に沸いた慶事で、大黒は「雅子さまがご成婚するといった時、世の中が全部ブライダルになっちゃったんです」と振り返った。

 次第に、おめでたいムードは大黒の周りにも。大黒自身の結婚も期待されるようになったという。「20代中盤ですけど、やっと売れて、これからだという時に、親戚のおばあちゃんから何から、“あんたはどうなってるんだ?結婚は”と。“それどころでないよ?”って時に、みんなに言われてウザくてウザくて…」。MCの明石家さんまから「(詞を書いた時は)どういう心境なんですか?」と問われると、大黒は「逆ギレです」とぶっちゃけ、スタジオを爆笑させた。

 歌詞には「結婚するとかしないとか…」「心配されるほど意地になる」とあるが、大黒の当時の心境を的確に表現したものだった。

 夏をテーマにしたのは、北海道出身の大黒らしい理由だった。「道産子は夏に対する憧れが強いんですよ。夏だけで勝負するみたいな」。新たな出会いといえば春も連想されるが、「春は汚いの。雪解けで汚いの」と笑わせた。

続きを表示

2022年7月30日のニュース