元厚労省医系技官“コロナを5類に”と熱弁! メリット列挙「医療体制を立て直せる」「一般病床を使える」

[ 2022年7月30日 17:58 ]

コロナ検査キットを手にする医療従事者(AP)
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 元厚労省医系技官の木村もりよ氏が30日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演。感染が拡大している新型コロナウイルスについて、感染症法上の扱いを現在の2類相当から5類に引き下げるべきと訴えた。

 木村氏は「5類にすれば医療従事者も他の国民もハッピー」と記したパネルを持って登場。「コロナは明らかに最初から風邪のウイルスです。今や通常の風邪になりつつある」と述べた上で、「医療従事者がみんな濃厚接触者になる」ことが問題だと訴えた。

 さらに木村氏は、5類にするメリットについて、「医療従事者が必要以上に欠勤することがなくなって、医療体制を立て直せる」「どの病院でも診察できるので、コロナ病床の10倍以上ある一般病床を遣えるようになって、受け入れ先がすぐに見つかる」と主張。最後には「5類にする必要もないと思います。海外の事例を見れば、通常の感染症法から外してもいいぐらい。普通の病気にすればいいわけです」と力説した。

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2022年7月30日のニュース